8月14・15日と博多に出張に行きました。
14日に宿泊した博多のホテルでの出来事です。 とても綺麗で広い部屋。 シングルを予約しておいたのに、シングルの部屋のテレビの調子が悪いからと、最上階の広いツインに泊まることになりました。 お風呂も広く快適な空間。 明朝は7時半起きなので、前日は24時前には寝ました。 突然左のふくらはぎがこむら返りを起こし、痛くて目が覚めたのが深夜3時。 しばらくして痛みが治まったので再び睡眠に。 すると今度は子供の声で目が覚めました。 小学生くらいでしょうか。 かなり多くの子供と数人の大人たちの話し声。 ヒソヒソとした話し声ではありません。 親戚で数家族が泊まりに来て、今チェックインしたのかな?と思いつつ寝ようとしたのだけど、
子供の走り回る音や声になかなか寝付けません。 親戚たちかと思っていたら、男性の声で「〇〇先生!」と女性を呼ぶ声も聞こえたりします。 もしかしたら、これはホテルの中ではなくホテル前の道で騒いでるのかとも思ったけど、私の部屋は六階。 こんな時間に先生が子供を連れて歩くのも変だなぁ。 そんな事を思いつつも、私は朝が気になるので寝ようとしたのですが、その大人や子供たちの声や走る音がうるさくてなかなか寝付けません。 さすがに耐え兼ねてフロントに電話をしようと思い、起き上がろうとしました。
体が動かない。 金縛りと言われるものは、実は脳のレム睡眠とノンレム睡眠が原因である事は知っています。
そのような現象は過去に何度も経験しています。
でも、あの話し声や音はリアル過ぎる。 間違いなく私の部屋の周りにおおぜいの人が居る。 うるさくて眠れない。 やっとの思いで体が動くようになりました。 歩いて部屋の電話機の所まで行って気がつく・・・。 話し声も子供が走る音も全く聞こえない。 静寂な真夜中。 落ち着こうと思い、部屋に装備されている流し台に行き、山口から持ってきていたハーブ茶を入れてゆっくり飲みました。 霊は人が作り出している部分も大きいです。 でもつい数分前までの出来事に、私は科学的にどんな解明ができるでしょう‥。 鮮明に覚えている子供達の声。 そして大人の声。 私らしくも無く動揺が治まらず、この時間に起きている知人に電話をし、この事を息も付かず話しきりました。
「福岡は空襲で焼け野原になったらしいよ」 思いもしなかった返事が返ってきました。
電話をきった後気が付きました。
その日は8月15日、そう、終戦記念日です。
大勢の犠牲者を出した戦争が終わりを告げた日。
廊下のあの子供達や先生は、
親元を離れて生活していた学童疎開の人たちかもしれない・・・ 。
かけがえのない親や家族を空襲で亡くし、戦後の混乱期に苦難の道を歩むことになった多くの戦災孤児がいたことを
私たちは決して忘れてはいけないと再認識した出来事でした。